おもちゃで深まる理解がある!

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     昨日は「おもちゃでつながる理解もある かも」というちょっとぼかしたタイトルでした。
    それは、おもちゃ遊びはあくまで子ども主体でなければいけないと考えているからです。
    こどものやりたい・遊びたい という気持ちのもとにいろんな理解がつながり深まる・・・なので言い切った形ではなく、「かも」とぼかしました。そこは、あくまで大人の立場からは『願い』として込めるにとどまりたいと思っているからです。でないと、遊びではなくなるでしょ。

    今日は「おもちゃで深まる理解がある!」言い切りましたよ〜(だいじょうぶかぁ?!だいじょうぶです!www)

    さて、この場合の『理解』とは、『子ども理解』です。
    大人が子どもを理解するのに、おもちゃで遊ぶ姿を見るというのはベストな方法だと思います。
    こどもが自分の意志で「おもしろい」「たのしい」と思って遊んでいる姿が、その子興味関心を持っていることです。
    どんなことが得意なのか・どんなことがわかっているのか・どんなことが面白いと感じるポイントなのか それらを知ることが『子ども理解』です。
    この『子ども理解』はピピでも木やでも、子供たちと遊ぶ時に私たちが大切にしていることです。
    ちゃんと理解できてこそ、出来た時の喜びに共感できるし、困っている時の手助けもできるし、次へつながる遊びも提案できるからです。

    どんな遊びにどんな理解をしていくのか、どういうおもちゃ遊びでどんな理解ができるのか・・・そこらあたりは、店長のおもちゃ講座を受けていただくか、店頭できいていただくか になりますがwww

    自分で面白いこと・楽しいことを見つけて「楽しい」と感じる遊びの中で試行錯誤している姿を見て、私は『子ども理解』をしています。
    連休になり、ちょっと人口が増えているように感じる田舎です。いつもより人通りがちょっと増えた街中で里帰りらしき子どもがピコピコゲームを持ってうろうろしている姿を見たり、画面を見て手を動かしている小さな子を見るとどう理解するかというと・・・残念 ってところでしょうか。
    自分から求めていくのではなく、受身で与えてもらう中でしか楽しむができなくなっている子どもたち。その若さで時間つぶしのような遊びを展開している姿は、残念というか気の毒としか言いようがありません。
    もし、この子達の周りに遊びを『子ども理解』と捉える大人がいたならばちょっとは違ったんじゃないかなぁ・・・なんていうのはおごりでしょうか。

    今日は、こどもの日です。
    イベントティックな楽しみも良いですが、じっくり子どもと向き合って(じっくり子どもの遊びに向き合って)『子ども理解』を深めてみてはいかがでしょう?



    おもちゃでつながる理解もある かも!

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      よく「知育玩具」というあまりうれしくない名前で呼ばれている木やのおもちゃたち。
      「知育」という言葉に、大人の上から目線的なものを感じて実に不愉快な言葉なのですがwww

      わたくし的には、目で見て手で触って一つ一つを確認しながら理解していける道具としておもちゃを捉えています。こども自身が「おもしろい」「楽しい」「もっと!」と自分から求めていけるのが、木やのおもちゃ達の最も優れたところだとも思っています。

      木や店内のおもちゃを見ていると、数や形の発見があるおもちゃがたくさんあることに気づきます。
      例えば、こちら。

      プラステン
      同じ形のチップがたくさん(50個)同じ色がたくさん(10個)あります。
      そのことで、色や数の発見があるのです。
      我が家の息子が小学校に上がる前のこと、お店屋さんごっこがブームの時期がありました。
      5の数で遊べればいいかなぁ という程度に思っていた(あまり教育熱心ではない)母ちゃんとのお店屋さんごっこでは、プラステンが大活躍。
      黄色いチップを持つのがお客さん。お店屋さんは「ドーナツ屋さん」です。
      お客さん(母ちゃん)が注文します。「いちごのドーナッツをひとつとブルーベリーのドーナッツをひとつ、ほうれん草のドーナッツをみっつくださいな。」あわせて5個になるように注文しています。
      あかいチップをひとつ・あおいチップをひとつ・みどりのチップをみっつ並べたドーナッツ屋さん(息子)。「いくらですか?」のお客さんの質問に、ひとつひとつ数えて「5です!」
      そこでお客さんがきいろいチップをよっつ「これで」と渡します。

      ドーナッツ屋さんがドーナッツの横にお金を並べて「足りません!ひとつ足りません!」
      「あらあら失礼しました」・・・というやりとりの遊びです。
      これによって息子が足し算ができるようになったかというとそんなことはなく、少ないとドーナッツは買えなくて、多かったらお釣りが返ってくる ということがわかったかもしれませんwww
      このドーナッツ屋さんごっこでは、紙袋を作ったり、ポイントカードが作られたり と息子の中に商才を感じつつ(←親バカ!) 数のやり取りを親も楽しんでいました。

      最近では、こんなそろばんもあります。

      私が感じているポイントは、全部が同じ色ではなく 5で色が変わっているところ!

      よく考えてるなぁ と思いました。これ息子が1年生の時に欲しかったなぁ〜とwww
      息子は、目で見て手で触って確認しながら理解するタイプでしたから。紙に書いてあることをイメージして理解するタイプ・・・ではなかったですねぇ。

      形の発見では、こちら!

      パターンブロックです。

      辺の長さや角度が考えて作られたモザイクで、アメリカの小学校では教材としても使われています。
      考えて作られているだけあって、なにをつなげてもぴったりくるパーツがあるというものです。

      適当に埋めていっても綺麗なものができるし、形ごとに色が違うので規則性を持った埋め方に発展すると思わず写真を撮って残しておきたくなるくらい美しい模様ができます。
      このように・・・

      同じ形を違う形でも作ることができるという発見もあるはずです。
      これをこどもが遊びながら自分で発見できるのがおもちゃの素敵なところではなかろうかと思うわけです。

      そう考えると、積み木もとても素敵なおもちゃ♪

      こちらは、私のお気に入りの積み木「基本積み木セット」です。
      カエデ材で作られた積み木で、ポイントは面取りがしてないこと!そのことで、きっちり積んだり隙間を感じることなく並べることができるのが私のお気に入りポイントなのですが、それゆえにそこを理解していただけるお客様にしかおすすめしていないというつみきです。面取りも角もとってないということで鋭角な部分がありますから。
      積木は、基尺というこれまた数学チックなもの基づいて全てのパーツが作られています。
      この積み木は、4センチ基尺。全てのパーツが4センチの倍数で出来ています。

      基尺がそろっていることで、なんとなく積んでも同じラインが必ずできるのが積み木の良さ。
      基尺や倍数なんて言葉を知らなくったって、遊びの中で手を動かしながら「同じ」や「違う」を感じることで発見するんですよね。
      店長のこの基本積み木セットの中での発見は、4センチ基尺の積み木が偶数(4の倍数個)入ってる ってことです。
      それによって、同じの作ろうが一緒にできるという見解です。
      「ふむふむ。たしかに それいいね!」
      一緒に目をキラキラさせているワタクシ。
      うんうん と頷きながら、前に読んだ本の一節が頭をよぎりました。
      『実生活の役に立たないからこそ、
      数学の秩序は美しいのだ。』
      これは、博士の愛した数式 だったかな?
      数学的秩序に基づいたおもちゃは、子どもたちに美しいと思わせる力を持っているのかもしれません。なんて言い切ってしまいたくなるくらい「美しい」と感じる瞬間のあるおもちゃたちです。
      一緒に遊んで、一緒に「美しい」と感じることができるのが、こどもと遊ぶ楽しみの一つになっている私です。


      NEWゲーム!登場!!

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        やってきた店長。
        「むふふふふ。新しいゲームするか?」不敵に笑っています。
        今朝、在庫チェックをしていた時に気になっていたNEWゲーム「くろねこゲーム」!
        「おしえておしえて!」早速、遊んでみました。


        私は、アカネズミ。手持ちのチーズは3個です。
        このチーズを増やさねばなりません!
        店長はネコ(クロネコです)
        黒い帽子の中に、むかって左から「くろねこ」「チョコレート」「ベーコン」「小さいチーズ」「大きいチーズ」を入れて・・・

        隠します。

        そしてシャッフル!
        そしてお題が出されます。今回見つけるのは・・・「大きいチーズ」
        ねずみは「これだ!」という帽子の前にダッシュ!

        答えは・・・

        ガガーーーン!ベーコンでしたー。
        ってことで、手持ちのチーズがひとつ没収・・・

        そしてまたシャッフルで、次のお題は「ベーコン」・・・これまた外したアカネズミ・・・

        あっという間に、チーズがひとつ・・・ショボーーーン
        しかし、人間 土壇場にたってからがホントの勝負!!
        またまた、シャッフル・・・次のお題は「チョコレート」

        やったーーー!\(^o^)/当たりました!

        チーズ3個ゲットしました。ホクホク♪

        簡単なルールでやりごたえのある素敵なゲームが入ったね♪
        木やの定番になることでしょう!
        NEWゲーム「くろねこゲーム」 よろしくお願いします!!

        ・・・余談ですが・・・
        店長のお気に入りポイントはココ!

        「この目がイイだろ」だそうですwww
        たしかに!


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